福島避難区域でイノブタ異常繁殖 イノブタってなんだ？

スポンサーリンク

---

１月１０日、NHK朝のニュースで
福島の避難区域でイノブタが異常増殖。
街を徘徊し、家を荒らし、帰還を目指す住民の意欲を減退させかねないと紹介していました。


イノブタってなんだろうと思って、ヤフー知恵袋をけんさくしたところ
こんな質問がありました。


質　　　問



イノブタとはイノシシよりも豚になるのですか？

食用らしいですが美味しいのですか？




ベストアンサー



とりあえず猪と豚をかけ合わせてイノブタということはご理解頂けると思います。

当方は関東の山間部で鹿や猪を狩猟しています。
一昔前まで、明らかにイノブタが野生化していました。
昨今は猪の血が濃くなってきたと見えて、少なくなりました。
時たま蹄の先が白いぐらいの痕跡のある猪が捕獲されます。


猪と豚の頭骨を比較すると、
猪は頭頂から鼻先まで細くまっすぐ伸び、
豚は頭頂と鼻先の間にストップ（オデコ）があります。


これもイノブタの時点で頭骨は猪型に近くなります。
当方らは猪との世代を重ねたものを便宜上
イノイノブタとかイノイノイノブタとか称しています。


肉の味についてですが
そもそもブタ肉はメスもしくは去勢したオスであり
十分な餌と、若い年令で、手際よく処理されて
出荷されますので柔らかいのが当たり前です。
野生肉は老若男女や食べていた物や
肉処理のレベルの違いで
固さや味や臭いがまったく異なってしまいます。


野生の猪で最も美味なのは、
ドングリやブナの豊作の年の秋～冬の
３～４才ぐらいの丸々としたメス猪が
最高です。

---

スポンサーリンク

タグ：福島避難区域　イノブタ異常繁殖