ZIP ハテナビ 生き物からヒントを得た驚きの製品たち

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１１月８日、日本テレビ朝の情報番組ZIP「ハテナビ」で、「生き物から得た驚きの製品たち、その実力は？」
を放送していました。

◇ピンニックスライト◇

「蚊をヒントにして作られた注射器」
兵庫県にあるライトニックス社が開発しました。

蚊はどうして痛みを与えずに皮膚を刺すことが出来るのか？
蚊の針を顕微鏡で見てみると、表面が凸凹しています。

今までの注射針は真っすぐで、皮膚との接触が多くて抵抗があり
痛みを与えます。

開発者は蚊の針をヒントにして、注射針の表面に凸凹をつけ、針を短くしました。
この構造にしたところ、痛みは今までの１／１０しかありません。

この針を使っている小児科を訪ねてみました。
今は血液検査をするため、針を刺すことしかできません。
今は、薬を注入できる針を開発中だそうです。

小児科には血液検査をしに、多くの子供が来ていました。
みんな注射というだけで、泣いたり騒いだりするそうです。

ピンニックスライトは見た目が小さく、針が見えない構造になっています。
ピンニックスライトを指に当てポンと押すと、指先から少し血が出てきました。

　「ぜんぜん痛くな～い」

子供たちはみんなケロッとして、ちっとも痛みや恐怖心を覚えていないようでした。

ピン二ックスライトのHP


◇SHARP　プラズマクラスター　サイクロン掃除機◇

　「猫の舌をヒントにして作られた掃除機」
　「ゴミ捨てを１か月に１度しかしなくて済む」

猫の舌は突起があり、体を舐めて毛づくろいします。
サイクロン掃除機のゴミを吸い込んだと場所に細い突起をつけ
ゴミを今までの１／１５に圧縮できるようになりました。

説明が難しいので、HPをご覧ください。


◇LIXIL社の外壁◇

　「カタツムリの殻をヒントにして作られた外壁」

カタツムリの殻の表面は凸凹していて、汚れても雨が降ると
一気に流れおちていきます。

LIXIL社は、表面が凸凹した外壁を作りました。

取材班がLIXIL社のショールームに展示してある壁にドロッドロの泥をこすりつけ
水をバケツで３回かけました。
あ～ら不思議！きれいになりました。

泥だから落ちたかもしれません。
実際の壁は、排気ガスや換気扇から吐き出される油で汚れてしまいます。

取材班は油と絵の具を混ぜ合わせ、壁に油絵のように落書きをしました。
水をバケツで５回かけました。
半分くらい落ちた気がします。

その後、濡れた紙で、壁をこすってみました。
あ～ら不思議！きれいになりました。


LIXIL社のHP




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