がっちりマンデー デパ地下だけでよく見るメリーチョコレート

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３月９日、TBSテレビ「がっちりマンデー」では
「デパ地下『だけで』よく見るお店！」を紹介していました。


がっちりマンデー取材班は、新宿京王百貨店にある
「メリーチョコレート」に取材に行きました。

全国にはデパートが２４１店舗ありますが
メリーチョコレートはそのうちの２３２店舗に出店をしていて
年間１９５億円の売り上げがあります。


メリーチョコレートに儲かる極意を伺うと
「バレンタイン」と答えました。


バレンタインを始めたのは、神戸にある「モロゾフ」ですが
広めたのはメリーチョコレートだそうです。


昭和３３年、東京タワーが出来た年
社員の一人が、欧米で花やプレゼントを渡すバレンタインという風習があることを見つけました。


早速デパ地下でバレンタインフェアを行いましたが
３日間の売り上げが１７０円だったそうです。


そこでマリーチョコレートは欧米発祥のバレンタインの風習を
日本用というか、チョコレート店用に変化させました。


欧米のバレンタインは男性側から女性側にプレゼントを渡すのですが
日本のバレンタインは、女性が男性にチョコレートを贈ることにしたのです。
これはデパ地下利用客のほとんどを女性が占めているからです。


ハートのレリーフ自分の名前と相手の男性の名前を刻みこめるチョコを販売したところ
これが女性に大ヒット。
今ではバレンタインはチョコレート業界の一大イベントになっています。


デパ地下はイベントが命。
デパート側から商品開発の要望がかなり多いそうです。


そんな中開発したのがマロングラッセ（キャラメル味）。
今では秋の定番商品となっています。


メリーチョコレートからデパート側へのお願いは
新商品開発のハードルが高すぎることが苦しいとのこと。


デパート側は頭を下げて低姿勢ながらも
「プレッシャーを与えるのも仕事ですから、止むを得ず」と
これからもプレッシャーを与える気満々の様子でした。




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