がっちりマンデー 時代と逆行する島忠の儲かり戦略 [テレビ]
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3月16日、TBS「がっちりマンデー!」では「島忠の儲かりの秘密」
を放送していました。
島忠ではホームセンターや家具を展開している企業です。
埼玉県にある草加舎人店を訪ねてみると
オレンジ色の服を着た店員さんが接客をしていました。
店内を見回すと、あちらにもこちらにも店員さんがいます。
「島忠は人で売る」をモットーにしており、店員の数が大変多いのです。
家具を販売しているニトリやIKEAなどのお店は
人件費を削るため店員さんの数を減らし、その分商品の価格を抑える努力をしています。
しかし島忠では商品に詳しい店員さんを多く配置して
他のお店との差別化をはかっています。
番組スタッフを相手に、店員さんに応対してもらいました。
「ここにたくさんゴミ袋があるんですけど
違いって、何かあるんですか?」
『袋に書かれているこの数字を見て下さい。
袋の厚みが書かれています。
当店では色んな厚みのゴミ袋をご用意しているんですよ』
「肥料って、たくさんありますが何か違いがあるんですか?」
「この袋に書いてある表示をご覧ください。
チッソ・リンサン・カリの3つの数値がかれてます。
植物のどの部分を元気にしたいかによって、それぞれの数値が高いものを選んでください。
その際、<バカネ>と覚えておくといいですよ。
バは葉、カは花、ネは根。
たとえば葉っぱを元気にしたい場合は、チッソの数値が高い方を選ぶといいですよ」
島忠の店員さんは色んなジャンルを、かなりくわしく教えてくれるのです。
本社に伺うと、ペンキ塗装の勉強会をしていました。
色んな店舗から集まった店員さんを相手に、商品担当の社員の方が実際に壁を塗らせて
商品の違いや使い方などを教えています。
この勉強会は、カーテンやリフォーム、新商品など色々なものがあるそうです。
島忠は店舗によって、外観がバラバラですし
販売する商品も店ごとに違います。
中野店に伺うと、洗面化粧台のコーナーに連れていかれました。
通常の店舗で売られている75cm、60cm幅の化粧台とは別に
この地域限定の50cm幅の商品がありました。
またベッドも、通常のベッドより長さが15cm短いものが売られています。
中野にはマンションやアパートが多く建ち並んでいるので
少し小さめの商品を揃えているそうです。
草加舎人店では、オープンの時間が他店とは異なっています。
通常は10時オープンですが、資材館だけ7時に開店しました。
この地域には建築土木関係の顧客が多いため
ここで朝資材を買って現場へ向かう方に喜ばれているそうです。
同じく草加舎人店の家具コーナーを見てみましょう。
一戸建てを購入したばかりの親子連れが来店していました。
お客さんが気にいった商品をパソコンに入力してCG映像化します。
「なるほどね~」とうなずいているお客さんに、店員さんが少々お待ちいただけますか
と声をかけました。
すると店員さん、他の店員さんに声をかけ、ひろ~い店内を走りまわり
お客さんが気にいった商品をかき集めてきました。
展示スペースの一画の商品を全てどけ
集めた商品を配置し、リビング・ダイニングのイメージ作りをしました。
全部で15分ほどかかり、そこへお客さんを連れてきました。
「もっと狭いかと思ったのに、広い広い」
こんなに走り回ったのですが、お客さんの答えは
「ゆっくり考えて改めてくる」とのことでした。
島忠では希望があれば、無料で出張し、部屋の採寸をしてくれるそうです。
思ったのですが、広い店内にその一画を作ってもちょっと分かりにくいので
パーテ―ションなどで区切ってもらうと、もう少し広さのイメージが湧くかなと思いました。
また店員さんにあんなに店内を走りまわってご足労いただくと
では出直してきま~すとは言いづらいなと思いました。
島忠の社長さんに話しを伺うと
価格の勝負になると大資本の企業に負けるので
うちはサービスでお客さんに満足してもらうのだと言っていました。
同じく草加舎人店には、実演販売のコーナーがたくさんありました。
煙の出ないバーベキュー、フローリングのワックス、フライパン。
中にはコーヒーメーカーで作ったコーヒーをお客さんに味見させたり
土を入れて耕運機を使って見せるコーナーもありました。
お客さんに商品の中身を知ってもらうのが目的で
実演販売を行うと、売り上げが10%アップするそうです。
葛西店にある会議室では、各店舗から21人の店員さんが集まり
実演販売のプロからノウハウを叩きこまれていました。
「『これ、どうですか?』という言葉は絶対に使ってはいけません。
相手にNOと言われる危険性があります。
『ねっ、すごいでしょ?』と聞くと、相手はうんとうなずくだけで済むんです」
「大事なことを言う前の“間”というのはすごく大事。
『お客様、はい、ご注目』の“はい”と“ご注目”の間に、たっぷりと間をおくこと」
「照れのリミッターを外す。
やってごらん。
外れてない、外れてない、照れてる。
もっと思いっきり、身ぶりを大きくして…」
私はニトリ、IKEAには行くんですけど、島忠に行ったことはありませんでした。
かなり特色があるんですね。
関 連 記 事
がっちりマンデー デパ地下だけでよく見るメリーチョコレート
がっちりマンデー デパ地下だけでよく見る柿安ダイニング
がっちりマンデー デパ地下だけでよく見るユーハイム
がっちりマンデー デパ地下だけでよく見る PAOPAO
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3月16日、TBS「がっちりマンデー!」では「島忠の儲かりの秘密」
を放送していました。
島忠ではホームセンターや家具を展開している企業です。
埼玉県にある草加舎人店を訪ねてみると
オレンジ色の服を着た店員さんが接客をしていました。
店内を見回すと、あちらにもこちらにも店員さんがいます。
「島忠は人で売る」をモットーにしており、店員の数が大変多いのです。
家具を販売しているニトリやIKEAなどのお店は
人件費を削るため店員さんの数を減らし、その分商品の価格を抑える努力をしています。
しかし島忠では商品に詳しい店員さんを多く配置して
他のお店との差別化をはかっています。
番組スタッフを相手に、店員さんに応対してもらいました。
「ここにたくさんゴミ袋があるんですけど
違いって、何かあるんですか?」
『袋に書かれているこの数字を見て下さい。
袋の厚みが書かれています。
当店では色んな厚みのゴミ袋をご用意しているんですよ』
「肥料って、たくさんありますが何か違いがあるんですか?」
「この袋に書いてある表示をご覧ください。
チッソ・リンサン・カリの3つの数値がかれてます。
植物のどの部分を元気にしたいかによって、それぞれの数値が高いものを選んでください。
その際、<バカネ>と覚えておくといいですよ。
バは葉、カは花、ネは根。
たとえば葉っぱを元気にしたい場合は、チッソの数値が高い方を選ぶといいですよ」
島忠の店員さんは色んなジャンルを、かなりくわしく教えてくれるのです。
本社に伺うと、ペンキ塗装の勉強会をしていました。
色んな店舗から集まった店員さんを相手に、商品担当の社員の方が実際に壁を塗らせて
商品の違いや使い方などを教えています。
この勉強会は、カーテンやリフォーム、新商品など色々なものがあるそうです。
島忠は店舗によって、外観がバラバラですし
販売する商品も店ごとに違います。
中野店に伺うと、洗面化粧台のコーナーに連れていかれました。
通常の店舗で売られている75cm、60cm幅の化粧台とは別に
この地域限定の50cm幅の商品がありました。
またベッドも、通常のベッドより長さが15cm短いものが売られています。
中野にはマンションやアパートが多く建ち並んでいるので
少し小さめの商品を揃えているそうです。
草加舎人店では、オープンの時間が他店とは異なっています。
通常は10時オープンですが、資材館だけ7時に開店しました。
この地域には建築土木関係の顧客が多いため
ここで朝資材を買って現場へ向かう方に喜ばれているそうです。
同じく草加舎人店の家具コーナーを見てみましょう。
一戸建てを購入したばかりの親子連れが来店していました。
お客さんが気にいった商品をパソコンに入力してCG映像化します。
「なるほどね~」とうなずいているお客さんに、店員さんが少々お待ちいただけますか
と声をかけました。
すると店員さん、他の店員さんに声をかけ、ひろ~い店内を走りまわり
お客さんが気にいった商品をかき集めてきました。
展示スペースの一画の商品を全てどけ
集めた商品を配置し、リビング・ダイニングのイメージ作りをしました。
全部で15分ほどかかり、そこへお客さんを連れてきました。
「もっと狭いかと思ったのに、広い広い」
こんなに走り回ったのですが、お客さんの答えは
「ゆっくり考えて改めてくる」とのことでした。
島忠では希望があれば、無料で出張し、部屋の採寸をしてくれるそうです。
思ったのですが、広い店内にその一画を作ってもちょっと分かりにくいので
パーテ―ションなどで区切ってもらうと、もう少し広さのイメージが湧くかなと思いました。
また店員さんにあんなに店内を走りまわってご足労いただくと
では出直してきま~すとは言いづらいなと思いました。
島忠の社長さんに話しを伺うと
価格の勝負になると大資本の企業に負けるので
うちはサービスでお客さんに満足してもらうのだと言っていました。
同じく草加舎人店には、実演販売のコーナーがたくさんありました。
煙の出ないバーベキュー、フローリングのワックス、フライパン。
中にはコーヒーメーカーで作ったコーヒーをお客さんに味見させたり
土を入れて耕運機を使って見せるコーナーもありました。
お客さんに商品の中身を知ってもらうのが目的で
実演販売を行うと、売り上げが10%アップするそうです。
葛西店にある会議室では、各店舗から21人の店員さんが集まり
実演販売のプロからノウハウを叩きこまれていました。
「『これ、どうですか?』という言葉は絶対に使ってはいけません。
相手にNOと言われる危険性があります。
『ねっ、すごいでしょ?』と聞くと、相手はうんとうなずくだけで済むんです」
「大事なことを言う前の“間”というのはすごく大事。
『お客様、はい、ご注目』の“はい”と“ご注目”の間に、たっぷりと間をおくこと」
「照れのリミッターを外す。
やってごらん。
外れてない、外れてない、照れてる。
もっと思いっきり、身ぶりを大きくして…」
私はニトリ、IKEAには行くんですけど、島忠に行ったことはありませんでした。
かなり特色があるんですね。
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タグ:がっちりマンデー 島忠
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