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あすなろラボ 林修先生 子育てで悩むお母さんを救えるかパート2 [教育]

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7月28日、フジテビ「テレビシャカイ実験あすなろラボ」に
林修先生が登場。

前回の「子育てで悩むお母さんを救えるか」の
パート2を放送していました。



自分の手で字を書くことと、パソコンで文章を書くときは
脳の働きが違うんです。

字を書くというのはとても大切ですよ。

今は便利なものがあふれていますよね。
コンビニ」。
実は僕もよく行きますけど。

夜中においなりが食べたくなったら買いに行くでしょ?
寝ればいいんですよ。

子供の忍耐力をつけにくい世の中ですよね、現在は。


背筋のシャンとした子」を育てましょうよ。

能、歌舞伎をやってる役者さんで、背中の丸い人はいませんよ。

以前ね、和泉流狂言師野村萬さんにお会いしたんですよ。
あの方は83歳です。
でもね、どこから声を出してるんだと思うくらい、大声で話されるんです。



man02.jpg



あの世界の人たちは、「」を習得するのに
とてつもない時間をかけるんです。
それだけやって、芯の真っすぐな人間になれるんです。


私が「姿勢」とうるさく言うのは、訳があるんです。
私には「姿勢」の師匠がいましてね、歯医者さんなんです。

その方は代々木で開業してらっしゃって、私は名古屋に住んでいるんですが
代々木まで通っていたんですね。

その先生が
 「姿勢の悪い人は歯が悪い。姿勢のいい人は歳をとっても自分の歯がある」
とおっしゃるんです。
また「姿勢がいかに大事か」というパンフレットを作って
配ってらっしゃるんですよ。



今日は100年前の日本人、3人の写真を持ってきました。



まずは騎兵隊を創設した「高杉晋作」。


0047_l.jpg



高杉晋作Wikipedia


次に新撰組局長近藤勇」。



00370.jpg


近藤勇Wikipedia


最後に長岡藩の人で、鉄砲を撃ちまくって、最後には壮絶な死に方を遂げる
河合継之介」。


200px-Kawai_Tugunosuke.jpg



河合継之介Wikipedia


この3人は100年前の典型的な日本人の顔だと思いますよ。
骨格、下あごがしっかりしている。
目に力がある。

今、こんな顔している若者、いませんよね。
まぁ、現代だともてませんわ。
どうして100年でこんなに変わってしまったんでしょう。



 「先生、質問です。
  メンタルが弱いことと、姿勢が悪いことはつながりますか?」


あごを引いてピシッとしている子で、メンタルの弱い子はいませんよ。
不動心」ってやつですよ。



 「先生、うちの小2の女の子、姿勢はいいんです。
  でも、なんせ宿題に時間がかかるんです。

  友達と公園で遊ぼうって約束しますよね。
  他の子なら書きなぐってサッと終わらせて出て行っちゃうと思うんです。

  でもうちの子は全然焦らないからすぐに夕方になっちゃう。
  一日勉強で潰れるなんて、もったいないと思うんです」


はやく問題を解く」なんてのは
受験の一番最後の最後でいいと思うんです。
本人がやりたいと思っているのに、無理に止めなくっていいんです。
お母さんが、しっかり見つめてあげて下さい。


 「でも先生、学校の先生も、この宿題に10分、これに10分。
  全部で30分で解くボリュームだなって考えながら宿題を出していると思うんです」


こう言ってしまっていいんでしょうかね。
全部の宿題を全部きちんとやんなくったって、いいんじゃないでしょうか。

分かんない問題でも、時間をかけてやりました、っていうんであれば
それが分かるものであれば、怒る先生はいないと思うんです。

「なぜこんな問題が分かんないの?」
お子さんにそう言ってませんか?

分かることに意味はないんです。
分かんないことを、なんでだろう、どうして解けないんだろう
と悩む時間が大事なんです。
そうすると、だんだん分かる脳になってきます。

答えを求めるのに焦っちゃダメ。
何も出来なくなりますよ。

 
 「答えを教えない方がいいんですか?
  だって、あまりにも簡単な問題なんですよ」


誘導はいいと思います。
でも答えを教えず一緒に考えて、分かんない時間を共有して下さい。


僕は、中学・高校とバスで通っていたんです。
バスに乗る前に、絶対解けない数学の問題を一問、頭に入れておくんです。

朝考えて解けない、帰りのバスも考える。
そうして2週間、ずーっと考え続けた問題もあるんです。


 「先生、途中でイヤになんないんですか?」


考えることが好きなんです。
そうしてだんだん脳が育つんです。


 「先生、うちの子、低学年なんです。
  小説はまだ与えられないじゃないですか」

そんなことないですよ。

 「『三国志』、マンガで与えちゃっていいですか?」

いいと思いますが、バランスの問題。
分かりやすいものだけを与えるのはダメですよ。



好きな本を選ばせて下さい。
役に立つからこの本を読みなさい、はいけません。
本って、楽しいから読むが大事なんです。

私は子供のころ、親に本屋に連れて行ってもらって
「好きな本を選べ」
これをしょっちゅうやってもらいました。

読ませちゃダメですよ。
好きな本を選ばせて下さい。


 「先生、うちの子、学校の図書館の本を全部読んじゃったんです。
  もう読む本がないんです」


図書館って、いっぱいありますよね。
少し遠くの図書館、今度行ってみようか、って誘ってみて下さい。

それに、同じ本を何度も読んだっていい。

自慢話になってしまうかもしれませんが、私が小学校2年の時
小学校5・6年生が読むような日本の歴史の本、全12巻を
20回くらい読んで、内容を暗記しちゃったんです。

「オチが分かっている本を読んで、何が面白いの?」
って聞かれますが、そのたびに発見があるんです。
覚えちゃうくらい読んじゃえ、ですよ。


 「先生は、親になるには覚悟が必要っておっしゃいました。
  子供は生まれてくると0歳ですが、親も親になって0歳なんです。

  産むことを構えてしまいますよ。
  少子高齢化、進みますよ」

借りなさい、周りの手を。
  
  「声を出せない恥ずかしがり屋の人がいますよ。
   苦しんでいるお母さん、いっぱいいますよ。
   せっかく勉強してキャリアを積んだのに、それを活かせずもったいないですよ」

手を借りるのが当たり前です。
おじいちゃん、おばあちゃん、助けを呼んでください。


子供が減ってきて、学校の空き教室、たくさんありますよね。
半分老人ホームにして、老人がうようよしているところに
子供たちが遊ばせればいい。

食堂だって同じ物を食べさせて、一つだけでいいじゃないですか。

社会がもっと子供に手を出せ。
ゲーム、コピー機、コンビニ、携帯。
今の環境は子供の健全な成長を阻害するものばかり。

手を借りたもん勝ち。
背負いこんじゃダメ。
困っているお母さんにそう言ってやれ。


母親A
 「先生、私、3年と4年生の年子(としご)の男の子がいるんです。
  よくそんなに喧嘩のネタがあるねってくらい、毎秒喧嘩するんです」

基本、放っとけ。
陰湿な喧嘩やけがをする以外は放っておいたらいいじゃないですか。

喧嘩もしないで背を向けてゲームをする兄弟よりずっといいですよ。
そんな環境、貴重だ。

人として言ってはいけない事を言わない限り、発語、言語能力の発達にとてもいい。


シェークスピアの作品の魅力は悪口の魅力なんです。
私はあまり本に線を引かないんですが、シェークスピアの素敵な悪口
全部線を引きました。
悪口を言うなら、もっと洒落たことを言えば、といってごらん。

母親A 
 「シェークスピア、読んでみたくなりました」


母親B
 「先生、うちの一人娘、ぬいぐるみと喧嘩をしているんです。
  そちらのお話し、聞いててうらやましいです」

母親A
 「うちの子、1人貸すわよ。
  一時間で返されちゃうと思うけど」



 「先生、うちの子は4年と2年の娘が2人いるんです。
  下の子なんですけど、今度〇〇点とったから◇◇を買ってほしいって言うんです。

  私も今度漢字頑張ったら◇◇あげるよ、なんて言ってしまいます。
  これって、いけないことですか?」


世間ではこういうこと、嫌いますよね。
でも貰いたいものは貰いたいもんですよ。

実は私も、おじいちゃん・おばあちゃんに、今回これだけ点数取ったからあれ頂戴よ
と、ねだっていたので、親からは「成績商人」と呼ばれていました。

きちんとした関係ができていればいいんじゃないですか。
まぁ、100万って言われたらあれですけど、限度ある、適切な額ならばねぇ
いいんじゃないでしょうか。


カラ~ン、コロ~ン!

 「先生、『子供を信じろ』と言いますが、どこまで信じて、どこで口を出せば
  いいのでしょうか」

普段会っている母親が分からないものを、会ったこともない僕が分かるわけがない。
もう鐘もなったことだし、これくらいで終わりましょうか。




スタジオでは竹下景子さんが  
 
 「お母さんたち、責任感がつよいのよね」

加藤浩二さん
 
 「どうしていい子じゃないといけないの。
  おれなんか、しょっちゅう悪いことしてたけど
  親が自分より年下の大人に、頭下げてる姿見ると
  あぁ、やめよう、と思ったよね。

  でもまたやっちゃたけどさ」





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